当院の特徴

当院では、残業はほとんど発生しません。診療が延びることは稀にありますが、それでも月の残業時間は20時間程度（勤務時間前後1日30分以内）。診療が終わって後片付けをしても外来は18時半、往診は18時には退勤でき、一般的な歯科医院よりも早く帰れます。

残業が少ない理由は、外来では終業時間が近くなると手の空いているスタッフが早めに片付けを始め、残りの片付けは翌朝行うなど素早く退勤できる工夫をしているからです。もちろん残業が発生してしまった場合は、きちんと残業代をお支払いしており、サービス残業をさせるようなことはありません。

また、有給休暇についても法定通り整備。「制度だけあっても、周りに悪いから結局休みがとれない…」という問題もなく、事前申請さえすれば、きちんと休暇を取得できます。実際、有休取得率はほぼ100％です。

このようにオンとオフのメリハリをつけて、家庭との両立やプライベートを充実させやすい職場だと言えます。家族との時間を十分にとったり、仕事帰りにショッピングやお友達との食事をしたりと、仕事も自分の時間も大切にしていただければと思います。

培った技術や知識を活かして、できるだけ長くご活躍いただきたい。その思いから、社会保険（健康保険、厚生年金、雇用保険、労災）を完備し、産休・育休も取得できる体制を整えるなど福利厚生を充実させています。

健康保険や雇用保険、労災まではあっても、厚生年金を用意している歯科医院はまだまだ少ないのが実状です。しかし当院では、スタッフに少しでも安心して長く働いていただけるよう、厚生年金にも加入しています。

産休・育休制度が用意されていても、実際には取得しづらいケースは珍しくありません。その点、当院では取得実績があり、復帰したスタッフもいます。

このように産休・育休が取得できるのは、スタッフ同士が協力し合い、支え合っているからです。理事長や院長をはじめ勤務するスタッフがみんな「お互いさま」という助け合いの気持ちを持っており、子育て経験のあるスタッフも多いため、家庭を持つ人にも理解のある職場です。もちろん、お子さまが熱を出した場合など、急なお休みにも対応できます。

勤務形態として、パートのほかに「時短常勤制度」をご用意しています。これは、1日6時間の勤務であれば、正社員と同様の待遇を受けられるものです。こうした制度をご利用いただければ、ライフステージの変化に合わせて働き方を変えていくことが可能です。

また、週の勤務時間を午前・午後の計10コマとしており、例えば、10コマのうち9コマを勤務するという形態もお選びいただけます（※）。

働き方はご希望に応じて柔軟に対応するので、子育て中の方も働きやすいのではないでしょうか。

※お給料は10分の9となります。

職種ごとの業務領域をきちんと分けているため、ご自身のお仕事でプロを目指せる環境です。

歯科医師の方は、訪問診療を中心に従事いただけます。訪問歯科は一般歯科と異なり、特別な知識や技術が必要となる診療科です。一般のご家庭だけでなく、施設や病院にも訪問して口腔ケアや食生活・栄養指導などを行っており、より多くのケースに携われるので、訪問歯科診療を深く学びたい方にはピッタリの環境だと思います。

歯科衛生士の方は、予防処置、メインテナンス、歯周病治療を中心とした衛生士本来の業務でご活躍いただけます。一般診療から訪問歯科まで幅広く行う歯科医院なので、多岐にわたる知識を身に付けることが可能です。訪問歯科診療では、一般のご家庭だけではなく、施設や病院にも訪問しているため、歯科医院の外に一歩飛び出した幅広いフィールドでご活躍いただけます。また、当院は患者さまとのコミュニケーションを重視しており、「患者さま一人ひとりとしっかり向き合って業務を行いたい」とお思いの方が活躍できる環境です。

歯科助手の方には、診療補助や受付業務など歯科医院を円滑に運営する上で欠かせない業務をお任せします。歯科助手の方に医療行為をさせるなど、違法なお仕事をお願いすることはないので安心してご勤務ください。ご来院される患者さまは、ご高齢の方や地域の方が多いため、コミュニケーションをとることがお好きな方におすすめの職場です。

「スキルアップを目指したい」「いろいろなことを学びたい」「キャリアアップしたい」というスタッフを応援しています。

常勤スタッフを対象に、職種に関係なく理事長や院長が許可した学会・セミナー・講習の参加費のほか、資格取得のための費用を医院が全額負担。ご希望のセミナーなどがある場合は、積極的にバックアップするのでお気軽にご相談ください。

また、院内勉強会も開催しており、理事長や院長が講師となってセミナーで学んできたことを話したり、外部から講師を招いて歯科衛生士・歯科助手向けのセミナーを実施したりしています。頻度は月1回程度なので、ほとんどのスタッフが無理なく参加できると思います。

当院の理事長は「日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士」「食支援認定士」の資格を持つ訪問診療のスペシャリストです。

日々の診療では嚥下内視鏡検査などを行い、摂食・嚥下のリハビリや訓練に取り組んでいます。歯科医師の方はもちろん、訪問を担当する歯科衛生士の方も、日々の診療を通して専門的な知識・技術を身近で学んでいただける環境です。

現在、訪問歯科診療をご利用いただいている患者さまは約200名ほどいらっしゃいます。歯科衛生士が単独で対応している口腔ケアを含めると、症例数は実に年間4,000件（※）です。この件数の多さからも、多くの学びがある環境だとご理解いただけると思います。

訪問歯科診療を通して、

新卒の方や経験の浅い方には、先輩スタッフが丁寧にお教えします。

忙しい医院では、スタッフが自分の仕事で手一杯で、新人さんが入社しても教育やフォローをする余裕がないケースもよく見られます。慣れない職場で放置されたら、不安でいっぱいになってしまうでしょう。

そのような心配がないよう、外来では面倒見の良い先輩スタッフが優しく丁寧に教えます。また訪問では約3か月間、理事長と一緒に行動して訪問診療の基礎知識や患者さまへの対応をお教えしますので、多くのことを学んでいただけるはずです。スタッフ同士の仲が良く、分からないことをすぐに質問できる雰囲気なのも、新人さんにとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

経験の浅い方やブランクのある方、訪問診療の経験のない方も、先輩のサポートできちんと業務をこなせるようになります。ご安心ください。